ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

「ぐ、えっ……」



「ぶつぶつ言ってないで、さっさと運ぶぞ。
ほら、手ぇ出せ」



冷泉くんに言われるまま、両手をさしだす。



すると冷泉くんは、そこに教材をドサッと乗せた。



「う、重っ……」



「文句言うな。
これでチャラにしてやるから」



「……え?
なにを?」



教材を持って歩き始めた冷泉くんの後をちょこちょこ追う。



「なにを?って、おまえ……」



冷泉くんは、呆れた顔で振り返った。



「この前、生物室の仕事をサボったことをだよ」