ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

ぷんすか怒って、両手を上につきあげる。



それを冷静に見下ろす冷泉くん。



「あー、俺、わかったかも」



「……え?
なにが?」



急にトーンダウンした冷泉くんに、あっけにとられる。



「どうしてキミを……。
副委員長に選んだのか」



「え?」



「それが、今、やっとわかった」



「…………」