ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。

うぅ……。



あたし、たぶん、今、超真っ赤だ。



きっと、耳まで赤いに決まってる。



そんな顔を見られるの、恥ずかしい。



だから必死にうつむいた。



息をころして固まって、冷泉くんのうわばきのつま先をジッと見た。



なんならもう、気配すら消したつもりだった。



それなのに……。



「大熊さんって……。
俺のことが好きなの?」



そんな声が、斜め上から降ってきた。