薄暗くて静かな部屋。

光ひとつささない小さな部屋に

男女がふたり。


ベッドが軋む音、激しい吐息…

那珠と悠樹はいつものように影を重ねる。



悠樹 「感じてんの?」

那珠 「感じてない…」

悠樹 「うそつけ…」


悠樹が那珠の胸に舌を這わせる。

那珠 「んっ…//」

胸の先端に舌先を集中させ

感じさせる。

悠樹 「硬くなってる。感じてんな」

先端だけを攻めるのは慣れてる

こうすると女は感じる。

このまま下に顔を持ってき

興奮させる。


悠樹 「足開いて」

那珠 「うん…」


足を広げさせ真ん中に向かい顔を近づける

そのまま舌を出しそっと舐める。

那珠 「はぁっ…///」

少し声が出てきたら舌先を激しく。

部屋にはいやらしい水音と

女の甘い声。


それから自分を入れる。

なんども奥までつつき

声を出させる。、



那珠 「あっんあっん…っあ//」

奥をつつく度声が激しい。


それは冷たい音。


愛の音とは冷たくて切ない。



喘ぐ声は甘いのと反対に冷たいのだ