「あっ…弘毅おはよ」



俺に気付いた梓がそう言う。



「おはよ。何作ってんの?」



「カレーだよ。弘毅カップ麺ばっかじゃん?だから〜」



こいついい嫁になるよ…






「ふん…」



鼻で笑ったけど、本当はかなり嬉しかった…




「でーきた。」


めっちゃうまそう…


「いただきます」

「どうぞ」






…めっちゃうまいじゃん




「うまい。」

「まじ?嬉しー」







「ふぅ〜美味しかった〜」


「ごちそうさん」


「じゃああたしそろそろ帰ろうかな…服も乾いたっぽいし」


「分かった。送ってく」