その手は、弘毅の手によってどかされた。



そして近づいてくる、カッコイイ顔…


カッコよすぎるよ…




チュッ…


激しくなるキス…
そのキスは止まる事を知らない…




ん…きつい…

あたしは弘毅の筋肉で固い胸を軽く叩いた。


「ふぅ…」

肩で息するあたし…



「俺にはお前しか可愛いと思えないけどな〜…気付いてないかもだけどな…いっつもお前の顔や行動や笑顔に俺はドキドキしてんの!!分かる?お前だけじゃねーの…」




あたしにドキドキしてたの?
全然分かんなかった…


「ほらその顔!!」

「へ?」



「もぅやばい。ういしょ」


お姫様抱っこをされたあたしは、弘毅のベッドへ置かれた。



「お前は俺のだ。全て」




あたしも…
弘毅の全てに恋してるよ…