ヤンキー彼氏と泣き虫彼女♪

次の日…


あたしは学校に行きたくなかった。



でも…
弘毅に会いたいから…



制服に手を延ばし、着替える。


「梓〜ヒロ君来てるわよ〜」



弘毅?


迎えに来てくれたの?


「は〜い」


早く制服に着替えて、髪をさっさと整えて、下に下りる。


玄関で待ってたのは、大好きな弘毅の姿で…



「おはよ」


「おはよう」


「行ってきまーす」



弘毅と二人で仲良く玄関を出る。


「これから毎日迎えに来るからな」


「ありがと。でも逆方向だから遠いじゃん」



「早く会いたいから大丈夫っさ」


「でも弘毅毎日って言ったら、絶対早起きしないといけないよね〜弘毅起きるの苦手じゃなかったっけ〜♪」




「起きれるし〜」


あたしが知ってる弘毅は、強くて、以外に笑う人で、優しくて、嫉妬ぶかくて…


あたしはその全部が好きなんだ…