次の日__



俺は昨日寝れなくて、昼から学校に向かった。




でも学校にはいつもいるはずの梓が居なかった…


「絵梨…梓は?」


「梓ね、連絡取れないんだ…朝からいないし…」



「サンキュ…」



学校を出て、梓の家まで足を走らせた。





ピーンポーン…




ガチャ__

「あ〜ヒロ君!!」


梓の母ちゃんが出てきた。

「梓は…」


「朝から梓はいつも学校行ったわよ」



まじかよ…
まさか…!!!



今俺が思ってる事が当たってなきゃいんだけど…




俺は何回も梓に電話をした。


でない…

出ろ出ろ出ろ…






ぴ…


電話が繋がった音がした。

「梓!!今どこにいる」


「ひ…ろき…」



梓は泣きながら俺の名前を何度も呼ぶ。