「外見てみ」


ん…なんだ?


部屋のカーテンを開けて、外を見てみた。






「…海斗!!」



そう…外には、携帯を耳に付けて、すごくみだれた制服姿?のまま立っていた。




あたしはすぐにエレベーターで下に下りて、海斗の元へと行った。






「急ぎすぎ。ハハ」

あ…海斗が笑った。
やっぱカッコイイ…



「何?」


「いや…別に」


恥ずかしくなってきて、おでこに手をかざして、顔を隠した。



「どうして来たの?」


「何?来ちゃダメな訳?」


「そーゆんじゃないけど…」




チュッ…



え…




キス?





あたしはいきなりの事で、目もつむれなかった…



「何驚いてんの」


「だって〜いきなりだったもん…」


また海斗の顔が近づいてきた。

今度はゆっくりと…