あたし達は、海から上がり、海の家に行った。




「ちょっと俺トイレ行ってくるわ。絶対待ってろよ。ヘラヘラ着いていくなよ。」



「分かってるよ!!」



「すぐ戻ってくるから」


「はーい」



あたしは座って弘毅を待つ。



「ふっふ〜ん♪」


のんきに鼻歌なんか歌いながら…





「ね〜君可愛いね!!1人?」


えっ!?何?



「彼氏います…」


「君の事ほったらかしじゃん!!俺等はそんなことしないよ?一緒に遊ぼうよ!!」


「そんな事ないもん…ごめんなさい…」



男二人はあたしの手を引っ張り、 海の家を出た。


「離してください!!やめて…」


「ふっ!!」



あたしが何度抵抗しても、男二人の力に勝てる訳がなく…





人がいない場所に連れて来られた…