暗闇の先へ〜ある少女の物語〜


それでも時間は考える時間を与えてくれない
いや、与えないようにしていたのかもしれない


今日もまたいつもの日々が始まる


朝起きて、朝ご飯を食べて、学校へ行って、帰ったら塾へ行って夜10時まで自習をして、車で迎えに来てくれて、帰って、風呂に入って、寝る。







いつもと変わらない日常。




なのに...







なぜ怯える必要があるんだろう







どうして恐怖を感じているんだろう











どうして、震えているんだろう
















ねぇ、教えてお母さん