「ありがとう。」 「いや、俺は…、何も…。」 「私は嬉しかった。下に降りて明日のこと話そう。」 最後の言葉だけ下に聞こえるように言った。 すると、下の階がドタバタと騒がしくなった。 その時、優真は下の階にみんなが見張りに来ていたんだ、と分かった。