「なに?」 「母さんが、妹が泣いた時にしてたから。」 芹花は自分と妹を同じにされた事に、 普通の女の子なら残念がるか、 それ相応の負の感情を持つはずなのに、 その言葉を聞いてふふっと笑って、そのまま撫でられてみていた。