それからは静まり返ってしまった。 優真は沈黙に耐えきれず、 明日誘った花見の話の了承をもらってなかったのを思い出して、 芹花を見てはそわそわしていた。 すると、芹花のお母さんがそれに気付いて、 「坊やなにか言いたい事があるなら早く言ってしまいなさい。」 と抹茶を混ぜながら言った。 優真はびっくりして芹花にも見られ いつも以上に近すぎる距離に戸惑った。