ピー!ピピー!
警察に関根は止められてしまった。

関根は捕まったみたいだ。


そんな状況を見とれていた俺もオレンジのラインに差し掛かってしまった。

『二の舞だ!』


俺は後ろから車が来ていない事を確認して、すかさずエンジンを切った。


そして、ハンドルを手で押して車道から歩道に出た。

「コラー!」

警察が来た。


「危ないじゃないかぁ。そんな事をしたら!」



「すいません。とっさにやってしまいました。」