キーンコーンカーンコーン!


俺は学校に着き、自分の席に座ったが、


今日は授業を受ける気にならなかった。


「おーす!三浦!」


同じクラスの館山だった




「俺、1限目抜けるわ。」

「おい、おい、抜けるって来たばっかじゃんよ!」


「ああ、じゃなぁ!」


俺はそう言って、教室をあとにした。


俺には、この学校で唯一好きな場所がある。




「それは、屋上だ。」