今日は少し気分がよく、登校した時もいつもより心が晴れやかだった。
いつもは家にいない両親が行ってらっしゃいと見送ってくれたのだ。

二人とも仕事忙しいのにわざわざ帰ってきてくれたんだな…

寂しくなんかないと思っていたけれどそれは違ったみたいだ。
寂しさに気付かないようにしていただけだった。
本当はお母さんとお父さんと一緒に他愛もない話をして盛り上がったりしたいと小さい頃から思っていた。
でも叶わないことだと諦めている。

そんな思いを察してくれているのか昨日は二人とも疲れているはずなのに私の話を聞いてくれた。
あの何気ない時間と空間が私は大好きだ。

いつかはあんなふうに毎日過ごせたらいいのにな…

またしばらくは会えなさそうだから次会うときにはちゃんと料理作ってあげたいな
なんて思ってます。

『料理の腕磨いとかないとな…』

二人をもっと安心させてあげられるようにしたいと強く思った翌日の登校中でした。