昼休みに、引き出しに入っていた手紙を見ていると、背後から現れた来夢に読まれた。



しかも、声に出してるし!



「え、なに!?鼻血!?紗倉あっ」



「違うから!そんな大きな声で言わないで」



榊くんは、聞き間違いして無駄に心配してるし。



この数分で、だいぶ疲れた。



…とにかく、行ってみようかな。