[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

なんて言って、阿多くんを叱る姿が浮かんだものだから、俺は最悪の事態を避けるべく、紗倉の前に大きく出た。



「なに、紗倉?」



首を傾げると、紗倉はポケットから何かを取り出す。



最初は何かと思ったけど、よく見ればそれは俺がこの間紗倉にあげた、3本の花だった。



それを、勢いよく突き返してきたんだ。



「これって、どういう…」



まだ、いまいち状況を飲み込めない。