[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

クラス全員の視線が、先生と私を交互に見ている。



い、嫌な予感……



「よし、」



何を決意したかと思えば、先生は無理矢理榊くんをその場に立たせた。



そして、引きずりながら私の前へと連れてくる。



「な、なんですか…」



何を目的としてやっているのかわからなくて、私は目を見張った。



「榊、パンの耳だぞ」



その言葉に、ゆっくりと榊くんの目が開いた。