[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

「今日も一緒に行く気?」



靴箱でスリッパを履きながら、めんどくさそうに問いかける。



「ん、今日はいいや」



え……



うそ、いつもは嫌でも着いてくるくせに。



振り向くと、榊くんは照れくさそうに頬を掻いた。



「今日1日分の幸せを摂取したから、これ以上欲張らないでおく」



な、なんだそりゃ…



私が呆気にとられていると、榊くんは笑顔で「ほんとは一緒に行きたいんだけどね」と呟き教室へと向かって行った。