[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

慌てて否定する榊くんのその様子から、ほんとに偶然だったんだと。



そうだとしたら…



私からしてみれば、最悪な偶然だよ。



とりあえず、遅刻はしたくない。



私は止めていた足を、再び走らせた。



私の後を走ってついてくる榊くん。



ああそうか、同じ学校だもんね。



でもこんな真後ろ……



やっぱりこの人、犬みたいだな。