……っと、まずい。



お父さんは、とんでもない勘違い野郎なのだ。



少女漫画が私のものだとわかったら、ほとんどの確率で私に好きな人ができたと勘違いする。



てゆうかまず、お父さんいつの間に私の部屋を覗き込んだのやら…



とりあえず、友達のものだと言い切って誤魔化せたけど。



実際、私恋なんてしてないんだよ…



それなのに、今日の講義は意味があったのかなって、今更思ってしまう。



頑張って教えてくれた2人には、感謝してる。



だけど、それらのシチュエーションに出くわすことは、まだまだ先になりそう。