[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

背中がズキズキいって、まともに立っていられない。



私は坂端の腕を掴んで、しっかりと地に足をつけた。



「まあ、榊くんもここに来た時点で」



坂端が大きく、指を鳴らした。



「無傷で帰すつもりもなかったけどね?」



同時に榊くんに近づいていく子分たち。



そんな中、今まで一言も口を開かなかった榊くんが、真剣な眼差しをこちらに向けて口を開いた。



「確かに俺は振られたし、裏切られたも同然だ」