[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

「榊くんがいたって、何も変わらない」



それでも、私は嫌なんだ…



「だから……」



榊くんが、目の前で殴られるなんて、



「助けるわけねえよな!」



言葉の途中から割って入ってきたのは坂端だった。



地面に倒れ込み動けない私の腕を無理矢理掴み、立ち上がらせる。



「尽くしてきた好きな人からあんな振られ方をしたんだから」



どうしよう、さっき叩きつけられたのがかなり効いたみたい。



「裏切られたも同然だろ?」