[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

大丈夫、武器は所持していないみたいだし、私の柔道技で倒せない相手じゃない。



抑えつけていた子分は退いて、私は坂端と向き合う体勢になった。



「せいぜい榊くんが来る前に、くたばらないように気をつけるんだな」



「心配してくれて、ありがとう」



だけど、心配しなきゃいけないのは貴方の方。



ここで片付けて、何事もなかったかのように家に帰る……!



私は駆け出して、坂端の胸ぐらを掴んだ。



「何、してんの……紗倉」