[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

一般の人から金をむしり取ろうとする人間を、黙って見過ごせるほど私は優しくない。



得意の柔道技で、軽く痛めつけただけだった。



その子分たちが、今になって私に復讐してきたってわけだ。



「榊くんを私から遠ざけたら、許してやるって」



確かにそう言ったはずだ、この人達は。



だから私は、わざと榊くんを近くまで誘導させて、



言いたくない気持ちを必死に堪えて、泣きながら言ったんだ。