[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

人気のない路地裏に、私はひとりで来た。



それにしても、もう呼び出しなんてないと思ってたけど。



「お前がリーダーを病院送りにしたことは、忘れてるわけじゃないよな?」



ああ、またそれか。



この間の……榊くんの時と同じことを言っている。



私はわかり易くため息をついて、口を開いた。



「私があんた達のリーダーを痛めつけたのは、単に悪いことをしていたからで」



そう、あれは私がまだ入学もしていない頃の話。