[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

鉛筆で簡潔に書かれたその地図の近くに、一言添えられていた文字。



それを見て、私は息を呑んだ。



一体これ以上、何の用事があるの?



それでも、行かないわけにはいかなかった。



行かないといけない理由が、私はあるから。



見終わったスマホをポケットに戻して、何事もなかったかのように教室へと戻る。



そのあとは、奈々子も来夢も私に問いかけてくることはなかった。