[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

──ゴンッ



「っじゃなあああああい!!!」



我に返った私は、思いきり目の前の榊くんに頭突きをお見舞いした。



あ、あ、あ、危ない!



危うく、その場の雰囲気に流されて…ほんとに、



キス……しちゃうところだった。



私の知ってるこのやり取りは、家にあった漫画のひとつにある、甘いシチュエーションだった。



重ねてしまって、その流れでキスまでしそうになるなんて…