[完]*゚好き好き男子は手に負えない。

「悪いなんて、言ってないけど」



恥ずかしいんだもん、と付け足して視線を地面に落とすと、



「紗倉……こっち、向いて?」



いつもと違う、甘い声で榊くんが囁く。



素直に視線をあげる私の頬に、榊くんは優しく手を添えた。



そのまま引き寄せられて、気づいたときには間近に榊くんがいた。



目を閉じたらいけない、何かが壊れてしまう。



それがわかっていたはずなのに、



私はゆっくりと目を閉じてしまい、幼馴染みと禁断の恋を…