「あっちいけよ。」

「まぢキモい。」

「まだ生きてたの?さっさと死ねよ。」

もう聞きなれた。わかってる。私がうざいことも、キモいってことも。

お願い…やめて!これ以上私にかまわないでーーーーー


「おい。大澤聞いてるか?」

「あっすいません。」


私たちは、今日この高校に入学ばかり、中学とは離れているからいまんとこ友達は無し。

ま、その方が楽でいいんだけどねっ

そ、私は中学の時にいじめられてたから、とりあえず友達なんていらない。

だって、愛とか友情とかくだらなくね?

○○君愛してる。

とか、

私、○○ちゃんの味方だから!

とか、結局裏切るでしょ?

だから、そんな薄っぺらな友情とかいらない、私には、彼がいるから!!


授業が終わるとすぐに家に帰ってくるの。そして、パソコンを開いて______


「ただいまぁ〜♡」

はぁ。。。かっこいい。やばい…徹♡
徹はね、私の彼氏なの、自分好みの男の人を選んで……つまり、恋愛のゲームですね、はい。

徹は裏切らない。何があっても私たちがくっつくの♡誰に求められない…うふふ


「徹~、今日学校で先生に注意されちゃった〜わら」


「馬鹿だな。」

このそっけない感じ…好きよ♡ツンデレの設定だもの…


私はこの日、お風呂とご飯を済ませたら、勉強せずにひたすら徹と話してた。


「おはよー」

「…」


「大澤さん?」


「え?あ、おはよ!」


びっくりした、私に話しかけてくる人なんて滅多にいなかったから…



「これから。自己紹介をしてもらう。」


担任がそういうとみんな自己紹介を初めた、

私は大澤だから結構はじめのほう。すぐに順番が回ってきた。


「次は大澤だな」


「大澤まなりです。よろしく。」

とりあえず言い切った。よし。良くやった私。


「大澤まなり?どっかで聞いたことあるよ?」

「有名なの?(笑)」


「知らねー」


グキッ。オイオイ、今いろいろ言われると困ります。

えっと、説明するね、私は一応元読者モデルとか言うやつやってたんだよ。まぁ、いろいろあってやめたんだけどね、


その時の仮名?芸名?まぁ、そんなかんじなやつが、ハニルなんですよ、

本名は隠してたんだがね、

「あ、もしかして、ハニルさん?」


うん、きずくのはやすぎ、やめてこないで

「前からにてるっていわるんだよね~(笑)」


「そ〜だよね(笑)ハニルが目の下にくまなんか作んないもんねー」


作って悪かったね(笑)昨日ずっと徹と話してたから。まぁ、ごまかしたしいいよね。