平安絵巻





は!?



後ろから抱きしめられたのが分かった。





『帝…?』


『このように、痩せ細ってしまい。
 本当に申し訳ない…』


『帝のせいではないのです。』


『松から、中宮の事よく聞いていました。
 仕方のない事と言って、我慢している  と。』


『我慢などと…』


『もう少し、中宮のそばにいられるように します。』



『もったいない事でございます。』