平安絵巻





『あなたを指名しておいたわ!』


『何を、ですか?』


『まぁ、いずれわかる。』

松の君はクスクスと笑った。






何を企んでいるの?





何も聞かずこのままにしておこう。







今日の、仕事を終えた。