「次は本当のジンジャーエールしか飲ませねぇぞ」 そう囁いて、俺は彼女の鼻を指でつまむ。 鼻で息ができなくなり、彼女は「っぷ」と声を漏らしながら口を開けた。 間抜け面の花をくすくす笑いながら、布団を首元までかけ直した俺は、そうっとこの部屋を出ていこうとした。 突然、強い力に手首をグッと引っ張られる。 「……ってぇな」 目が覚めたのかと思い、俺は目を細めながら振り返った。