3LDKの城 ① 途中まで公開


「まずかった?」と問いかけると、彼女は少し考えて「もう1杯飲んでみたい」と言った。

俺はにっこり笑いながら、近くにいた店員を呼ぶ。


……数十分後。

テーブルの向こうにいる彼女は、目をとろんとさせて、頬だけを赤くし、頭をグラグラふらつかせている。

「花ブー、大丈夫か?」

今にも椅子から転げ落ちそうな彼女に、そっと声をかけた。