流されたくなかった。 ちゃんと気持ちを届けたかった。 「陽平、あたし本気で……」 何が何でも伝えようと思ったの。 だけど、彼はその想いを聞き入れてはくれなかった。 「心配しなくていいよ。好きな子がいても、俺はちゃんと花を守ってやるから。俺たちの関係は何も変わらないよ」 陽平はあたしの声を覆うようにして、その台詞を言ってきた。