白馬に恋しちゃダメなのです!







キーンコーンカーンコーン








「お腹すいた〜ご飯だご飯〜」






あれから普通に授業を受けてお昼休みになった






朝、教室に入るなり


「ちょっと!3位になっちゃったじゃない!」


ってゆっちゃんに言われましたね。はい。


















「菜穂?ご飯は?」


いつもは昼休み始まってすぐに

ゆっちゃんの席に行くのに

今日は弁当持ってウロウロしてるから

ちょっと不審がられたかな?




「あー……今日は、その……」



そう。今日はアイツとの約束の日




「「「キャーーーッ!!」」」



そのことを言おうとしたとき


運がいいのか悪いのか

白馬の王子様のご登場です




「菜穂、弁当」




そう言った声は静まり返っていた教室に響くわけで




「え、なんで?!」

「いやー!!」

「ダメー!!」




またさらに教室内がうるさくなった


そして、

「あー。そーゆーことね」


ゆっちゃんも把握したのか

いつもより大きくなっている

私の弁当が入った袋を見ながら



「ま、今日はアンタに貸したげる」



今度は白馬を見て言った

……私は物じゃないです。



「おう、さんきゅ」



笑みを浮かべながら言う彼の顔に

もう皆は一発KO









「おいで……菜穂」



その呼び方………ずるい

さっきの笑みとは別で

優しい……まるで愛おしいものを見るかのような目で

微笑みながらそう言う彼に










私も……KO寸前だった