白馬に恋しちゃダメなのです!









バンッ






ピーッ










「やった〜♪」










私達は見事に予選を勝ち抜き

昼からの決勝トーナメント出場を決めた









そしてその横では………




「「「キャーーーッ!!」」」

「白馬くーんっ」

「頑張ってぇ〜!!!」



黄色い声援がヤツを応援していた

もう朝の部がない私はゆっちゃんと一緒に二階に上がりバスケを見た




「相変わらずね」

「……うん」



ほとんどの女の子たちが白馬目当て

それが気に食わないとかはないけど

やっぱり……嫉妬しちゃう








ピーーーーッ












白馬たちの試合が終わり

おそらく彼らも決勝トーナメントに残ったんだろう









「おめでとーう!」

「きゃーっ、こっち向いて〜♪」

「白馬くん!お弁当作ってきたの!」

「あ、私の方が絶対美味しいよ!」

「やだ、白馬くん私のを!」











………うわっ、みんな白馬の弁当つくってきてるんだ


新たな嫉妬の真実






「なんだ……私も作ってくればよかった」




ポロッとこぼした本音は




「バカ?白馬があんな奴らの弁当受け取るわけ無いでしょ?」





「そ、そーだよね」







ゆっちゃんの言葉でどーでも良くなる










「でも何も作ってきてないの?」





な、何も………作ってきてない







返事の代わりにコクッと頷くと






「やっぱり菜穂はアピールが足りないわね」










うっ…………。痛い。











「私はちょっと用事あるから昼休み、もちろん分かってるわよね?」





ニコッと、そう言うゆっちゃんの後ろになにか見えます。






「わ、わかって……ます」









「そう、じゃ頑張ってね?」








それだけ言うと本当に用事があるのか

一人でどこかに行ってしまった













そして私はというと………





ポツン。











さて、どーしたものか。












とりあえず裏庭のあそこを目指して歩き始めた