「あ、」
棗&その周りの取り巻きを見ていた私の横で、ゆっちゃんがそう言った
「ん?なに?」
「そーいえば、白馬の理由まだ言ってなかった」
ドキッ
棗の話題は……心臓に悪いな
「なになに?」
でも聞きたいのが本心
「さっきの例のストーカーの子みたいな感じで、何回かあったの、そーゆー紳士的なところが。それが白馬の王子様って言うやつ?なの?私には分かんないけどね。それでさ、菜穂が昨日言ってたその四人!多分その人達だと思うんだけど、『棗くんは皆のものだから棗くんと話したいなら私達に言ってからにしなさい。それと名前で呼んでいいのは私達だけなんだから。』そう言ったの。だから皆彼女達が怖くて白馬くんって言ってるんだと思う。」
「………へぇ」
アホらしい………
棗は1人の人間なのに
なんで周りの人がそーゆーこと決めちゃうの?
ほんとに意味分からんわ
「その四人に反抗できないの?」
昨日も、私1人じゃ無理だったけど
四人とかだったらいけるんじゃないの?
「あんた、退学になるわよ」
「へっ?!」
「そこの主犯ね、相崎香澄って言うんだけど」
ぁー、あの私を叩いたり殴ったりした人…
「相崎は令嬢なの。ここの学校にも多額の寄付金を送ってるらしいから、大事な一人娘の環境に悪いと思った人間は排除するらしいわよ」
い、今……ゾッときた……
「排除……つまり退学?」
「そーなるわね」
うわ………私、その人に昨日反抗しちゃったんだ!
や、やばいな
「私………白馬って……呼ぶ」
まだ高校生活を送りたいです
これからはアイツに関わらないように
「菜穂いる?」
「きゃーー!!」
「いやー!!!」
____できませんかね?

