白馬に恋しちゃダメなのです!





「ゆっちゃん、ご飯食べよ〜」


「うん」





いつもどおり昼休みが始まってすぐ机をくっつけてお弁当を食べようとしていたとき








「きゃー!!!」

「白馬くんがきたわよ!」

「1週間ぶりかしら!!!」








「…………でた、白馬」

「ゆ、ゆっちゃんw」





でも、そーいえばここに来て1ヶ月たつのに

まだ白馬って人を見たことがない私






「白馬って人の顔見てみたい」



ちょっとした興味ね


でもゆっちゃんはまた残念そうな顔をして



「菜穂……まだ気づいてなかったのね」



なんて言ってる




気付く?何に?






すると、





「や、山下さん!」






突然名前を呼ばれた






「へ?」





たこさんウインナーを食べていた私は

不意打ちのお呼びにマヌケな声を出してしまった






「まぁ私が説明する前に黒羽が説明してくれるでしょ」




黒羽棗?なんでここで名前が?






「山下さーん?」



「あ、はい!」




振り向いてみると目の前には同じクラスの女の子


私の見間違いなのか顔が少しだけ赤いように見える




なにか嬉しいことでもあったのかな?







「なに?」






その子に話しかけるとこう返ってきた





「は、白馬くんが山下さん呼んでるよ!」





あー、白馬が私を呼んでるんだって


何の話だろー……………









………………………




…………………






……………








「は、白馬が私を?!」



え、その人知らないし!

なんのお呼び出し?!

見たことないし話したこともない!






「ゆ、ゆっちゃん!白馬ってっっ」


「落ち着けバカ」


ば、ばかって泣




「とりあえず行ってあげれば?」


「う、うん………平山さんありがと」





呼びに来てくれた女の子にお礼を言って教室を出る







白馬って人を見れる期待と

何の用だろうかっていう不安があった









でも____








廊下にいて女子たちに囲まれていたのは











「…………なんでここにいんの?」












白馬くん………じゃなくて












「俺がお前を呼んだから」














黒羽棗だった________