あれから少し落ち着いて考えてみると
時計の針は9時を指していて
完璧1時間目には遅刻だった
あいつのせいでー!!!
それからシャツを脱いだ理由なんだけど
よく見るとお腹の左側の部分が
青くなってて………
「お前の2回の蹴りの成果だな」
なーんて言って
「どーしてくれんだよ、この痣」
私を呼び出したのはこーゆーことか
と、たった今理解した
え、じゃぁあの前ぶりみたいなとこ
いらなくない?!
あれは単なるイジリですか?!
人のドキドキ返せバカ野郎!
「なに百面相してるわけ?」
「顔は一面しかないもん!」
「……………バカだな」
ふーんだっ
だいたい痣も自業自得でしょ
「私は自分を守っただけですー」
これは完全な正当防衛だっ
「あー、痛い。何をするにもズキズキして…誰のせいかなー」
……………あの野郎
さっきまで私に馬乗りになっていた人が言う言葉?!
「もぉ分かったよ!何すればいいの?」
「パシリ」
「はぁ?!」
「うるせー……」
「パシリぃ?!」
「それが嫌なら3回言うこと聞け」
「え、どっちもやだ」
「じゃー両方」
「…………3回で」
ってかどっちも結局パシリじゃん
まぁ3回の方が楽か……
「ってことで期限なしで」
「……………っ」
3回……そうよ3回だけなんだから。
「わかったよ」
「交渉成立」
奴はニヤッと満足げに笑い
屋上を後にした
その姿に少しだけドキッとしたのは
_________秘密。

