「ねぇねぇ今日は来たよ!」
「あ、ほんとだ!玄関にいる!」
「1組に先回りしよ!」
「え、それより階段で見た方がいいって!」
昼休みになり何やら騒ぎ出す廊下
「なになに?」
「ああ、白馬じゃない?」
「はくば?」
「え、知らないの?」
「え、知らなきゃいけないことなの?」
「なるほど。噂に疎いのね」
あとからゆっちゃんに教えてもらった
白馬くん
いわゆる学校1のイケメンらしい
あとはゴチャゴチャ言ってたけど……
「___なの、わかった?」
「うん、イケメンだけ分かった」
バシッ
いでっ
……………これ前にもあったよーな。
「菜穂は頭はいいくせに収集能力はないのね。学ばせてもらったわ」
「うぅー……それは……」
何も言い返せない。
あ、ちなみに私は2年2組
一応特進クラスですね
ゆっちゃんが言うには
編入試験で1組2組に入るのは難しいらしい
え、私やった!のかな?笑
「白馬は1組よ」
「へぇ〜」
頭いいんだ白馬←呼び捨て
だってゆっちゃんが呼び捨てだからいいよね
それより、
「お腹空いたからご飯食べよ?」
「あ、そうね」
イケメンよりご飯なのだ。
それはゆっちゃんも同じ__
ではなく。
ゆっちゃんには1つ上の彼氏がいるのだ
噂によればイケメンらしい
ゆっちゃん本人に聞いても
「当たり前でしょ?私がイケメン以外選ぶと思うの?」
じょ、女王様でした。
つまりは二人とも白馬に興味無いということで
だから気付かなかったんだ
廊下を通り過ぎた
女子にキャーキャー言われてる白馬の存在に

