君が好き!

教室に入ると亮介くんと目が合う、お互いどこかぎこちなく、でも照れ笑いながら…

休み時間萌々がある事を教えてくれた

「花流には悪いけど小野はたらしらしいから気を付けな」

まさかあの亮介くんがとは思いながらも不安になってきた。

もし、私と遊びだったら、本当に好きじゃなかったらそんなことを考えると悲しくなった。

でもふと思ったんだ、私は亮介くんの事好きなのかなって。


あの時は勢いでOKしてしまっけど、亮介くんの事全然知らないし、もちろん恋愛感情なんて持ってなかった。

「私、亮介くんの事好きになれるのかな。」
こんな、私の言葉は誰も耳にも届くことなく消えていった。