「てか声でかいし。人いないとこ選んだ意味ないじゃん」 ウケると笑ってる木下さんを見て一安心。 …とりあえず”敵”という位置づけは逃れられたようだ。 「じゃ、私行くわ。バイトあるし…っきゃあー!!」 え!? 角を曲がろうとした瞬間いきなり悲鳴をあげたことにビックリして、思わず覗き込んだ。 …そんな可愛い悲鳴あげるんだーと感心したのは心の隅にしまっておく。 「え、夏……小枝くん?」 「夏樹!?なんでここにいんの!?」 夏樹くんは二人からの質問に、眉をしかめた。