真「友達なんですか? さっきの知ってたってことは」 「うん。ごめんね」 真「これからは、止めたほうが良いと思いますけど」 男の人は苦笑いを浮かべながら 小さく何度か頷いた。 この人はちゃんとしてるみたい。 少し、安心した。 お姉ちゃんが知ったら 怒るだろーなー。 お姉ちゃん...? 自分の右手にあるお姉ちゃんの 水着やタオルが入っているバッグを 見つめて固まってしまった。 「どうしたの?」 男の人の声で我に返り 勢いよく立ち上がる。