健 ふっ笑

私 最低。

健 とか言いながら
  乗り気じゃん。

私 え?

健 拒否しようと思えばできたのに
  あんたじっとしてたし。

私 ……///

健 ぁあー。《冷蔵庫からビールを出す
  あんたも飲む?

私 あ、私苺ミルクのやつ。

健 はーい。

私 てか、私の家なんだけどね笑

健 俺の家でもあるし。はい《渡す

私 ありがと。

健 よいしょっ《ソファーに座る
  あんたも来なよ。

私 う、うん。《隣に座る



私はビールを飲む健くんに見とれていた。

喉仏が動く。


なんて言うのかな……
ただただ美しい。

それ以上に言いようがない。

だめだ。見とれてちゃ。


健 ねぇ、それおいしい?

私 これ?苺ミルクって感じの酎ハイ。
  なんか想像通りだよ。

健 ふーん《取り上げて飲む

私 あっ…

健 ほんとだ《返す

私 で、でしょ?///《飲む



必死にごまかす私。

年下に、ドキドキしてる…


健 どした?顔あかいけど《頬に触れる

私 よっちy

健 酔ったとか言わないでね。
  



見透かされてる。


完璧に見透かされてる……


なに者だ、この方は。