前髪をちょこんと結び
腕まくりをして手を洗い料理を始める
健くん。



ついつい見とれてしまう。

包丁を握る手を。
血管の浮き出た細マッチョな腕を。
はだけたシャツから覗く胸筋を。



健 あんた、どこみてんだよ。

私 え、あっ///

健 もー、気散るから向こう行ってろ。





言われるままに私は健くんから遠ざかる。



ってか、ここ私の家なんだけど。