学年戦争 殺し屋ゲーム

私はどうなってしまったのだろう。

わからない。

この五日で私は随分変わってしまっただろう。

構わない。

誰が変わろうが、自分が変わろうが。

誰が死んだかな?

それを思っただけで笑えてくる。

私は悪人だ。

ついになってしまった。

最初は殺す気なんてなかったくせに。

その時教室のドアが開いた。

数人が入ってくる。

みんな息を切らしている。

鬼から逃げて走ってきたのだろう。

入ってきたのは右から健一、雄平、理奈子、みーちゃんだ。

たった四人しか入ってこなかった。

私は彼らに話しかけずただ一人で座っていた。