「うぅわー、ひどー、言い過ぎだよ。 『みーちゃん』」


なんで?

なんでそんなこと言うの?

ついこの間まではあんなに仲良かったのに……


弥生の頭に流れる光景。



朝、教室に入ろうとした時の事だ。

弥生はいつもどおり教室のドアに手をかけた。

でも、その時聞こえたのは聞きたくない言葉。